CPT試験
<新時代の翻訳検定:CPT試験とは>
この試験は、時代の要請に即した「新・翻訳検定」で、翻訳のプロフェッショナルの能力を総合的に審査し、認定する翻訳専門職資格試験です。
一般社団法人日本翻訳協会(JTA:Japan Translation Association)では、永年にわたって翻訳者の能力を認定する<翻訳技能認定試験(翻訳検定)>を実施し、延べ3万人以上の方が受験されました。
2008年12月より、名称を「JTA公認翻訳専門職資格試験」と改め、従来の会場試験からインターネットによる在宅型の試験に変更、試験内容も一新しました。
今後のビジネスコミュニケーション、特に翻訳ビジネスにおいては、インターネットを使いこなすこと、すなわちIT能力が重要な要素となってきます。今では世界のビジネス市場は、多言語マーケットとなっており、グローバリゼーションの深化によって、ITツールを使えば、世界のどこにいても翻訳サービスが提供できます。
そこで、日本翻訳協会はこのような時代の変化に対応して、世界に通用する、新たなプロフェッショナル・トランスレータの実像を構築し、世に広めるとともに、その専門能力の資格認定をすることが必要であると考え、2008年12月7日(日)に第1回、その後3ヵ月ごとに「JTA公認翻訳専門職資格試験」を実施しています。
試験の名称は、日本語では「JTA公認翻訳専門職資格 試験」、英語では「Certified Professional Translator Test 」と言います。通称はCPT試験です。
インターネットによる在宅での受験ですので、インターネット接続の環境が整っていれば、世界中どこにいても 受験が可能です。
CPT試験の対象言語は英語と中国語です。科目ごとに合否判定がなされ、ならびにグレードが示されます。4科目のテスト全てに合格し、翻訳実務経験2年の実績審査を行った上で「JTA 公認翻訳専門職(Certified Professional Translator)」と認定します。
この「JTA公認翻訳専門職資格試験(CPT試験)」の翻訳専門職の能力要件は、5つのコンピタンシーとして定義されています。